病気平癒や学芸上達にご利益あり! 梅香る岩津天満宮を歩こう
岩津天満宮は熱田神宮と砥鹿神社奥宮を結ぶ線上に鎮座している。御祭神は菅原道真公で、多くの受験生たちがこの地を訪れる。病気平癒にもご利益があると言われている。毎年2月上旬から3月上旬には、約400本の梅が咲き乱れる。その他にも境内にはさまざまなパワースポットがあるので巡ってみよう。
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1.手水舎で身を浄めて本殿・拝殿へ
本殿・拝殿は木造屋根銅板葺き。明治12年の火災によってご社殿が消失したが、その後、本殿と拝殿を復興したのは中興の祖・服部長七翁である。本殿は崇敬者総代就任の明治33年から10年の歳月を費やし明治44年に再興。続いて拝殿は大正8年竣功。それから100年後の平成23年に本殿・幣殿・拝殿の改修が行われ、現在に至っている。
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2.飛梅殿と神楽殿
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飛梅殿は九州太宰府に無実の罪で配流された菅原道真公をお慕いし、都の自邸から飛んでいった飛梅にちなんで命名。安産祈祷はこの殿内で執り行う。神楽殿は天神様に神楽や舞を奉納する建物。飛梅殿の近くには合格祈願や病気平癒を願う願掛け絵馬が並ぶ。
3.願掛け撫で牛と水掛け牛
境内に入ると沢山の願いが込められた牛に出会う。境内中央に鎮座する願掛け撫で牛にはコロナ禍のため現在触れることはできないが、心の中で撫でると不思議と心が落ち着いてくる。余香殿前の水掛け牛は「合格」「学業上達」「病除」「厄除」「良縁」「就職」の願いを込めた柄杓でご神水を静かに掛ける。水掛け牛はその年の吉方(縁起の良い方角)を向いている。
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4.授与所へ立ち寄る
各種ご祈祷のほか、合格必勝セット(神札・お守・合格鉛筆・消しゴム)、受験合格札、厄除札、家内安全札、学芸上達札、受験合格守、学芸上達守、岩津木鷽(きうそ)、天神白鷽、天神鉛筆なども授与されている。願掛け白神牛の授与は、毎月25日の天神様の縁日のみ。
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5.服部長七翁と岩津天満宮
服部長七翁は碧南市生まれの人造石の発明家。明治9年(1876)に真土と石灰を混ぜて叩き固めた「人造石」を発明し、明治末期にセメントが普及されるまで全国各地で海岸や河川の堤防工事に使われた。晩年を岩津天満宮の復興に捧げ80歳で逝去。なんとカンボジアのアンコール遺跡の修復に長七の発明した「長七たたき」工法が使用されている。境内には門弟知人が大正6年(1917)に建てた服部長七寿蔵碑がある。
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提供元:岩津天満宮
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6.梅苑
岩津天満宮は御祭神・菅原道真公ゆかり梅の花の名所。2月上旬から3月上旬まで約400本の梅の花が香りと美しさを競う。
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提供元:岩津天満宮
余香殿なおらいでちょっと一息
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岩津天満宮境内のカフェとショップ。
梅入りのドリンクが人気である。
参拝の帰りにちょっと一息。
※この記事は2022年01月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。