和風空間でゆったり味わう
うなぎの生産量が日本一の一色町に、2009年7月、初めてうなぎ専門店がオープンした。ウワサが広がり、遠方からのお客も多く、昼は行列ができるほどだ。
長年、うなぎ養殖、加工、卸の生産販売では一色町トップを誇る三河淡水魚㈱の柴崎義輝会長が、公園のあるレストランを造りたい、という長年の夢を実現したもの。
3000坪の緑豊かな庭園公園を眺めながら、木造りの和風空間で、ゆったり食事ができると評判だ。高さ7メートルの人工滝も松の趣きも、心が癒される。夜はライトアップで、さらに幻想的な散策も楽しめる。
うなぎは、2日から1週間清水にさらしてクサミを抜く。土佐備長炭で遠火の強火で焼く。うなぎの持つ脂を火の上で揚げる感覚で火を入れるという。「だから、うなぎは秋が旨い」と、社長の柴崎忠義さん。秋から冬にかけて越冬期に入るため、脂がのる。肉もしっかりしてくるから、焼けば焼くほど芳ばしく旨くなる、と。
写真は「特上重」(3,350円)。程よく焼けた皮とふわっと柔かい肉質は芳ばしく、ご飯と相まって口の中は満足感でいっぱいに。漬物、肝吸、小鉢、手作りデザート、ソフトクリームも付く。(ご飯は大盛りができる)
「うな丼」1,700円から、「ひつまぶし」2,750円、「長蒲焼」1,550円などメニューも豊富。カウンター席、個室、座敷、掘りごたつもあり、家族からカップル、グループなど、庭園を眺めながらの食事を楽しんでいる。
※この記事は2009年04月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。