四季折々の旬を一期一会の精神で
「その日の旬ものを仕入れて、季節の味をいち早くお届けしたい」という、オーナー料理長の岸上氏。素材は自ら仕入れに行き、納得のいくものをだけ厳選している。味付けも素材に合った調理法にこだわる。
本日のお勧め料理は、金目鯛の淡煮(1800円税別・夜メニュー)。金目鯛はタンパクな魚なので薄味でふんわりと仕上げ、素材の旨味を余すところなく出している。酒の肴として焼酎や日本酒にとても合う。揃えているお酒も焼酎や日本酒がメインで「有名で高価なものというよりも、無名だが美味しいという焼酎を探して仕入れています」というように銘柄にはこだわらず、美味しいと思ったものをこれからも仕入れていきたいという。自ら酒蔵に出向くということもある。ワインやシャンパンも揃えている。
岸上氏は、昨年の7月にオープンするまでに様々な経験をしている。鳥をメインにした料理店で2年程経験し、その後、吉良のリンクスで和食を経験。寿司屋での経験もある。このように様々な経験があるため、和食以外の裏メニューがあるのも岸がみのお楽しみとなっている。たとえば、牛タンシチュー(1800円税別・夜のメニュー)。じっくり煮込んだ牛タンはとても柔らかく味も濃厚で金目鯛の淡煮とは対照的だった。他にも特製サンドイッチを作る日もあるし、お客様から「締めにラーメンが食べたい」という要望があれば作ってくれるなど、メニューにない料理にも応えてくれる。ただし、その日に食材があれば、ということになる。料理長の気まぐれでその日に作りたいものが変わる。
日替わりランチ(1280円税別)も提供していて、刺身・天ぷら・煮魚などいろいろ楽しめてお得な料金設定となっている。ランチは他に、肉料理やフライ料理もある。カウンター席の他に、個室が4部屋あり、3部屋が掘りごたつとなっている。宴会は20名まで可能で、料理内容や予算は相談に乗ってくれる。
※この記事は2018年04月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。