究極のグラッパカルボ
知る人ぞ知る、岡崎市最南端の一軒家本格イタリアン、グラッパ。学生時代からこの世界を目指していたというオーナーシェフは、ホテルや創作料理店、パスタ店などで修行を重ねて2009年にオープンした。
一般的にあるイタリア料理店のようにしたくなかったというお店のイメージは、天井が高くて隣席とのスペースもあり、清潔感がある。
オーナーシェフがお勧めするメニューは「グラッパランチ1380円」。メインをパスタかピザから選べて、今回はパスタをチョイス。究極のグラッパカルボは、毎日手打ちで作っている生パスタを使用しているのが特長で、モチモチ感が独特で食べごたえがある。チーズは、グラナパダーノとペッコリーノロマーノの2種類使用していて、香りが異なるチーズを組み合わせることによって、より深い味わいになっている。濃厚だがくどくない。玉子はこだわりのランニングエッグ。試行錯誤しながら納得の味にたどり着いたというグラッパのイチオシオリジナルメニューだ。
前菜にもこだわっている。地元の旬野菜、フリッタータ(イタリアのオムレツ)、自家製の鶏ハム、魚のマリネ。茄子のポタージュスープは、季節によって変わる。パンは、粉からこねて焼く自家製。ドリンクが付いていて約10種類のソフトドリンクから選ぶことができる。ワインも赤、白、スパークリングなど多種揃えていて、特に女性に人気なのが、ほんのり甘系の「樽詰スパークリング」。樽のサーバーから抽出してくれるためフレッシュ感がある。
ランチタイムは2時半までに入店すればOK。それ以降はカフェタイムだが、4時まで食事ができる。4時から6時まではケーキセットとドリンク。6時からディナータイムとなる。前号の老舗物語で紹介している「宮ザキ園のわ紅茶」も好評だ。
※この記事は2015年10月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。