研究に研究を重ねた 自慢の一杯
愛知県ではまだ珍しい肉つけ蕎麦というジャンル。美容と健康に大学時代から興味があった店主は「サプリメントを売るよりも食に関わりたい」と農業を学んだ。その後、研究気質な性格から「食を追求してみたい」という想いに至り、蕎麦の道を選んだ。蕎麦を極めるためにミシュランガイド2019にも選ばれた「蕎麦切りさとう」のお店で修業。その傍ら食べ歩いた蕎麦はなんと300食以上になるそうだ。
こうして令和3年6月に念願であった「肉つけ蕎麦 ななつぼ志」をオープンさせる。蕎麦は二八で半手打ち、つゆは化学調味料や食品添加物を一切使わない。栄養士免許証も取得しておりお客様の健康面を考えてメニューを考案している。最近蕎麦が変わったらしい。今までは加水低めだったのが、今は8~10%ほど高めて作っているそうだ。
さっそく拘りの蕎麦を頂いてみる。蕎麦特有の「モチッ、プリンッ、シャキッ」の食感が心地良く、麺に甘みを感じる。蕎麦粉は国産ではなく納得のいく食感や味が実現できるモンゴル産を使用。つゆには甘みやコクを出すために質の高い味醂を採用している。「たくさんの人に拘りの蕎麦を食べて欲しい。新しいメニューも考案中です」と話す店主の蕎麦道は留まるところを知らない。
※この記事は2022年04月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。