海を連想させる汐彩味。
塩味ではない、海を連想させる汐彩味のつけめんが、お客を魅了。連日行列ができる。
元になるスープは、豚骨、鶏がら、野菜を15時間強火で煮込み、宗田かつお、鯖節、ムロ鯵、煮干しを合わせ、花かつおで香り付け。10リットルのつけ汁を作るのに、10キロもの出しを使う割合だ。名古屋の林製麺所の上質粉で作る特注太麺と相性がピタリ。卵は太田商店のランニングエッグ。
店主の杉浦正崇さんは安城の老舗中華料理・北京本店の三代目。大学在学中に二代目の父が他界したため、大学を中退、母や弟、従業員と共に店を経営。5年ほど前、東京で始まったつけめんに注目、独立した。
全国を食べ歩き、試作を重ね辿り着いた自信作に注目が集まる。ローソンではチャーシューご飯のおにぎり(135円)、つけめん(汐彩味・480円)を販売。大手麺メーカーからも引き合いがきた。
写真は、「一輝つけめん(汐彩味)」(全部のせ・1150円)。炙りチャーシュー(250円)、ネギ(100円)、のり(同)、こだわりの味玉(同)、メンマ(同)と、全部のっている。トッピングも自由に選べる。
「一輝つけめん(元味)」(750円)、あっさり味の「WILDつけめん」(850円)ほかも。台湾ラーメン用のミンチを使った八丁味噌タレの「まぜそば」、特製の醤油タレと背油・特注太剛麺をまぜた「まぜイチロー」、スタッフの名を付けた「SO二郎」なども人気がある。カウンター10席。
※この記事は2012年01月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。