白醤油が絶妙の地元焼きそば
町おこしの一環として、碧南市の特産品を最大限に生かした地元の料理「へきなん焼きそば」が話題になっている。地元の高校生などが中心となって集まった「チーム碧そば」も結成されて地域のイベントに意欲的に参加している。
へきなん焼きそばの定義は、碧南特産の白醤油、白だし、みりん、人参、たまねぎ、えびせんべいを使用することで、参画店16店舗でそれぞれ趣向を凝らしている。あんかけ風やスープ仕立てなど、その作り方や味は店によって様々。今後も参画店は増えていくという。今回取材したのは、へきなん焼きそばをメニューに掲げた第一号店「福本屋」。
地元の農家から直接仕入れているというトマトやシメジ、エリンギ、エノキなどをたっぷりと使用した焼きそばは、白醤油、白だしがベースで、タレに野菜の旨味をプラスしたあっさり味で新感覚の焼きそば。野菜は季節に合わせてトッピングされる。麺も碧南産で、小麦から作られたストレート麺はコシがあって食べごたえがある。
碧南が発祥で全国へ広まったという小麦をベースにした白醤油は、ソース味が濃い通常の焼きそばと比べて、新鮮な食材を引き立てて全体の味のバランスをまとめるのに一役買っている。
子育て応援宣言「はぐみんカード」を持っていて18歳未満の子供がいる人には、食事をするとソフトドリンク(230円)、手作りフライドポテト(380円)を無料サービスしてくれる。詳しくはスタッフまで。人気メニューは他に、お好み焼き定食、焼肉定食、焼きうどん定食(各780円)などがある。
※この記事は2014年01月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。