大地に恵まれたペルーの カラフルな故郷料理
ここ西尾においしいペルー料理のお店があると聞いてやってきた。外観は日本風であるが、店に入った瞬間にリゾートを思わせる開放的な空間が広がる。
ペルー人の旦那様とブラジル人の奥様がお店を切り盛りしている。ペルー料理店を始めて18年目になるそうだ。「DUNAS(デュナス)」はペルーの言葉で「砂丘」の意味。故郷の味を食べて欲しいと18年前にペルー料理の店をオープンさせた。オーナーの故郷は海山問わず食材にとても恵まれている。
さて、料理が運ばれて来た。見たことのないお料理の数々に胸が高鳴る。特に人気のある「セビーチェ」は新鮮なおさしみ風の白身魚をレモンと塩、ハーブで味付けしたさわやかメニュー。大きな白いコーンは食感がじゃがいもに近くほくほくとしている。カリカリになったコーンも入っており食感も楽しい。黄トウガラシのペーストを混ぜたマッシュポテトをケーキ風に型取った「カウサ・レジェーナ」も見た目が鮮やかで人気が高い。まったく辛くないトウガラシと細かく刻まれたオリーブの甘みと塩みが絶妙である。
どのお料理もとてもボリュームがあるので、1人で行く場合は、肉と魚が選べるランチメニューがおすすめだ。一度食べたらもう虜。甘さと辛さ、さわやかな香りと食感にきっと心が踊り出す。
※この記事は2022年04月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。