和風と中華が融合した話題の北京飯

他店にはない個性がある人気メニュー「北京飯」(600円)

席数は23席、週末は行列ができることもある。

 テレビや雑誌などで話題になっている中華料理北京の名物メニュー「北京飯」。このメニューは、北京(朝日町)がオープンした昭和38年頃、初代が様々な飲食店を食べ歩いて考案したという。ここでしか味わうことができない。
 具材は、豚もも肉と玉子というシンプルな料理だが、他店にはない個性がある。醤油をベースにした和風の玉子丼と中華が融合したような絶妙な味だ。一般的な天津飯ともまた違う。玉子はふんわり、肉はジューシー。口に入れると肉汁が広がる旨味がたまらない。かなりボリュームがあるが、ペロリと食べれてしまう。
 北京飯が目当ての常連さんが多く、「一回食べたらやめられない、こんな美味しいものがあったのか」と評判はまずまず。40年前から同じラードと醤油を使っており、ずっと変わらない味にこだわり続けている。単品でも満腹になるが、北京飯とラーメンのセットが人気。
 もちろん他のメニューにもこだわりがあり、ラーメンの麺、タレ、餃子の皮などはすべて自家製。餃子はその日の朝仕込んだものを焼くのが基本だという。


今回取材した北京小堤店は三代目の幸司さんが オーナー兼料理長。

 今回取材した北京小堤店(安城)の他に、北京本店(三河安城本町)、北京高棚店(安城)、北京昭和町店(安城)、北京桜町店(西尾)、合計5軒ある。全店舗親族で経営しており、それぞれの店ではオリジナルメニューがあるようだ。


中華料理 北京小堤店

所在地
安城市小堤町7-12 Google Map
電話番号
0566-76-2418
定休日
月曜
営業時間
11:30〜13:50
17:00〜20:50
駐車場
あり
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