和風と中華が融合した話題の北京飯
テレビや雑誌などで話題になっている中華料理北京の名物メニュー「北京飯」。このメニューは、北京(朝日町)がオープンした昭和38年頃、初代が様々な飲食店を食べ歩いて考案したという。ここでしか味わうことができない。
具材は、豚もも肉と玉子というシンプルな料理だが、他店にはない個性がある。醤油をベースにした和風の玉子丼と中華が融合したような絶妙な味だ。一般的な天津飯ともまた違う。玉子はふんわり、肉はジューシー。口に入れると肉汁が広がる旨味がたまらない。かなりボリュームがあるが、ペロリと食べれてしまう。
北京飯が目当ての常連さんが多く、「一回食べたらやめられない、こんな美味しいものがあったのか」と評判はまずまず。40年前から同じラードと醤油を使っており、ずっと変わらない味にこだわり続けている。単品でも満腹になるが、北京飯とラーメンのセットが人気。
もちろん他のメニューにもこだわりがあり、ラーメンの麺、タレ、餃子の皮などはすべて自家製。餃子はその日の朝仕込んだものを焼くのが基本だという。
今回取材した北京小堤店(安城)の他に、北京本店(三河安城本町)、北京高棚店(安城)、北京昭和町店(安城)、北京桜町店(西尾)、合計5軒ある。全店舗親族で経営しており、それぞれの店ではオリジナルメニューがあるようだ。
※この記事は2014年04月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。