日本にいながらブラジルの食文化に触れる
たくさんの人に美味しくヘルシーなものをという想いで、シェフが母親の心を持って作っているブラジル料理が楽しめる店「サムライグリル」。伝統的なものからポピュラーなものまで、日本にいながらブラジルの食文化に触れられるメニューが揃っていて、一歩足を踏み入れるとボサノバが流れるスタイリッシュで居心地のいい空間が広がる。
「日本人は、ブラジル料理が『肉』というイメージしかないようですが、ブラジルにはいろんな国の人が集まっているからいろんな料理があるんです。それを知っていただきたい」というオーナーはブラジル人日系三世。シェフはイタリア系のお母さん。母国ブラジルでレストランをやっていたことを活かして日本でも、ということで2年程前にオープンした。
人気のメニューをお願いしたら、肉料理と魚料理、それぞれの人気メニューを作ってくれた。肉料理の「ピカンニャ(200g、1600円税別)」は、1頭から1.5㎏しかとれないという柔らかくて貴重な牛の部位「イチボ」という意味。味付けをしてグリルで焼くブラジルではポピュラーな肉料理のひとつ。このようにぶら下がって運ばれてくるためインパクトは抜群!見た目はこってりだが食べてみるとあっさり。さっぱり系のビネグレッジソースや、少しピリ辛系のチュミチュリソースが付いてくる。プラス料金でライスやガーリックライス、サラダを追加することができる。
魚料理の「ペイチャダ(1500円税別サラダ・パン・ライスセット)」は、魚がいっぱい入っているという意味で、海産物とココナッツミルクのブラジリアン煮込み料理。ジューシーなスズキがたっぷり入っていて食べ応えがある。辛そうに見えるが、魚とココナッツミルクの甘みがしっかりと味わえる。まずはそのまま味わってから、ライスと料理を絡ませて食べるのがブラジル流とのこと。
カクテルも多種取り揃えていて、パイナップルやパッションフルーツなどのフルーツを使ったブラジルらしいオリジナルカクテルも多種ある。パーティーは最大40名まで可能で、20名以上から貸切ができる。平均的なパーティー料金はお一人様2500円、プラス1500円で飲み放題。予算によって相談に乗ってくれる。
※この記事は2018年01月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。