生産者が見える こだわりの和食
「食材を作る人の想いを、おいしい料理を通してお客様に伝えたい。生産者とお客様を繋ぐことで、食文化の向上に貢献したい」と語るのは、子どもの頃から料理人に憧れ、和食の道で長年精進してきた彩花亭のご主人だ。地元を中心とする各産地へ足を運び、生産者の想いに共感できる食材だけを使用。鮮度にもこだわった肉や魚はもちろん、野菜やお米や味噌も厳選している。
そんなこだわりの食材たちだから、素材本来のおいしさをとことん引き出す料理を作るのが料理人としての役割だという。たとえば愛知県のブランド鱒「絹姫サーモン」は、鮮度を保つため特別に「神経締め」を店主自ら行っている。程よく脂ののった上品な風味とぷりっとした食感が楽しめる、お刺身やカルパッチョがおすすめだ。
また、飼料にこだわって大事に少量生産する豊橋の「あいち鴨」は、ロースを低温で煮込んだ柔らか煮が実に美味。
ランチは単品にごはんやデザートなどをプラスしたセットメニューが人気で、ディナーはコースを楽しむお客様が多い。こだわりの食材を使ったこだわりの料理を、とてもリーズナブルに味わうことができる。
この店にはもう一つのこだわりがある。「のんびりと寛げる心地よい空間」だ。古民家調の店内は落ち着いた雰囲気と気取らないカジュアルさが融合し、居心地がよい。キッズメニューもあり、家族連れでも楽しめる。ゆっくり時間をかけて食事し、素敵な時間を過ごしたい。
※この記事は2019年10月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。