お茶の奥深さと遊び心も。
入口には茶の木、店内には袋帯を使用したベンチシート、漆塗りのカウンターなど、落ち着いた和空間で心地いい。「ふる里に帰ったように、のんびりしていただきたい」と、奥谷一仁店長は昨年11月茶亭をオープンさせた。店内にはギャラリースペースを設け、離れにはレンタルスペースも。
裏千家専任講師であり、華道家奥谷一翠の名を持つ店長は、西尾産のお茶を中心に佐賀県産の嬉野茶、静岡産の川根紅茶など、美味で上質な茶葉にこだわる。フランスのソムリエがブレンドしたフレーバー茶・ほうじ茶「焼き芋」は異国風味。お茶の遊び心も奥深さも体感できる。
小松家の上生菓子付の「抹茶 極上」(800円)、和三盆付「同」(600円)のほか、「抹茶飲み比べ」は上生菓子付で1000円。写真の「西尾煎茶」(400円)は和三盆・ポット付だから、とてもお得。みたらしだんご(2本、400円)や磯部もち(4個海苔付、500円)など和スイーツもおともに楽しむ。「抹茶のムース」(480円)をはじめ「壺入り和パフェ」(700円)、「抹茶のチーズケーキ」(680円)などメニューも充実。
ランチには写真の「釜飯」(850円)、「お豆腐セット」(1000円)。モーニングは「朝がゆ」(限定10食、600円)、「トーストセット」(500円)。平日朝9時半まで個数限定のスイーツ「おめざ」(300円)もある。28席。
(オープン1周年を迎える11月には、記念イベントを予定している)
※この記事は2012年10月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。