万人に愛される 岡崎の老舗中華料理店
岡崎康生エリアの丁度真ん中あたりに位置する昭和11年(1936)創業の萬珍軒。2階はテーブル席で個室もあり、3階には広々とした円卓があり、家族・友達・同僚などの幅広いシチュエーションで利用ができる。現在の籠田公園がある場所からスタートし、公園がつくられる際に康生エリアに移った。
萬珍軒の名前の由来は「千も萬もいろんな珍しいものを食べられるお店にしたい」という店主の想いから。その名のとおり、お店には数え切れないほどのメニューが並ぶ。最も多くのお客さんが並ぶのはランチ時である。
メインの料理(酢豚や回鍋肉など)にご飯やスープが付いてお得なのだ。お料理はもちろんだが、ふんわり卵が入った中華のコーンスープが絶品である。いろいろな味が楽しめる〝おべんとう〟も人気だ。前もっての予約が必要だが、コース料理も見逃せない。海鮮や牛肉などの高級食材が使われているのにかなりお値打ちである。香ばしさや旨味が奥深く、お腹が満たされたあとも胃もたれのないあっさりとした味は、お子さまからお年寄りまで幅広く好まれる。伝統の味を大切に残しつつ、創作的な新しい料理も取り入れているところも愛され続ける秘訣だ。
「岡崎で中華と言えばここ」と、今日も多くお客さんが萬珍軒の味を待っている。
※この記事は2023年01月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。