地元の瑞々しい野菜を生かす。
赤提灯ならぬ緑提灯が掲げられ、店頭では新米やお茶、瑞々しい野菜も出迎えてくれる。こちらの店は地元農家から野菜や米を直接仕入れ、地産地消をテーマとする。5年前に丸山清明氏(独立行政法人・農研機構中央農業総合センター所長)が国産食材を積極的に使う店を応援したいと提唱した。それに呼応した「緑提灯、地場産品応援の店」である。
オーナーシェフの鈴木雅裕さん(42歳)は、子供の頃からタコ焼きやお好み焼が大好き。そんな店を持ってみたいと思っていたが、尊敬する日本料理の師匠に師事。料理の基本を10年間学んだ。ベジタブルマイスター(野菜ソムリエ)の資格も取って、念願の店をオープンして2年になる。
野菜は安城の水越農園や城山農園から。米・味噌は吉良の尾崎農園、卵は海藻の餌で育てた一色の神谷たまご園。吉良のアクティブビッグの豚肉クイーンポークなどを使い、安心・安全な食材にこだわる。
写真は月替わりの「ランチコース」(1460円)。前菜や滑らかなスープ、目にも楽しい五菜盛、小鉢、メインの旬菜。鉄板料理は、キャベツのしゃきっとした歯応えとクイーンポークの甘さを米粉でヘルシーに仕上げたお好み焼。(お好み焼、ご飯、焼きそば、パスタの4品から選ぶ)。NHKTVの朝ドラ「てっぱん」の影響もあってか、このサクリとしたお好み焼きに人気が集まる。デザートと、選べるドリンクも付く。
平日限定の「レディースディナー」(1800円)や、子供と一緒の「親子セット」(2100円)なども楽しめる。42席。
※この記事は2011年01月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。