三河湾の魚介たっぷり 南仏風ナチュラルフレンチ
安城市郊外の住宅地の一角に、周囲の風景に溶け込んだナチュラルな佇まいの素敵なお店がある。フレンチベースのレストラン、キャトル・エピスだ。
シェフはご実家がひるがの高原の民宿だったことから、将来ペンションでフランス料理を提供したいと考え、調理師専門学校で学んだ後、安城と名古屋のお店で修業した。安城の地で独立を果たして以来20年、素材にこだわった上質な料理をリーズナブルに楽しめるレストランとして、地域のお客様に愛され続けている。
お店のコンセプトは地産地消。ことに三河湾の旬の魚介にこだわり、西浦・形原の漁港へ仕入れに通う。「三河は地魚から深海のものまで、味わい深い海の幸の宝庫です」と、シェフは太鼓判を押す。漁港で自ら神経締めする魚も多く、鮮度抜群の状態でお客様に提供できるのがこの店の強みである。
野菜も地産地消が基本。地元安城は様々な野菜の有数の産地だし、西浦の市場の隣では渥美半島の赤土ですくすく育った野菜が入手できる。ひるがのの実家からは、無農薬の自家製高原野菜が送られてくる。また、奥三河どりやシェフ厳選の赤牛など、肉にもこだわる。どこでも手に入るわけではない価値あるものを取り揃えているのだ。
料理の特徴は、自慢の魚介をふんだんに用いたブイヤベースなどの南仏風スタイル。素材の味を引き立てるあっさりとした、それでいて風味豊かでコクのあるテイストが、お客様の舌をうならせる。
そのほか、雑味のないきれいな水や、料理に合った塩など、細部にまで配慮している点が、特に女性のお客様に評判だ。お手頃な価格が嬉しいランチ(1500円〜)、記念日などにぴったりのディナー、どちらも予約をおすすめする。
※この記事は2020年01月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。