日本料理の粋を味わう
モダン和風で粋な店構えである。「地元の皆さまの応援があってこそオープンできた」と、店主・料理長の近藤浩樹さんは目を輝かせて迎えてくれた。一昨年11月18日の開店以来、予約客で連日賑わう。
名古屋の外資系ホテルで修業後、第26回技能グランプリ全国大会で県代表・優秀賞受賞。現代日本料理技能展で県知事賞も受賞。県日本調理技能士会理事師範。名古屋の老舗料亭総料理長、碧南のホテル和食料理長と、腕を振るった料理人だ。大企業社長、TV関係者、老舗料亭料理長など、根強いファンが独立をまちかねていた。
華やかなランチ「四季ごよみ睦月」は1680円。オレンジ色の三段重で運ばれ、お客の前に美しく盛られた料理が広がる。先付の透明な琥珀玉子、きめこまやかな椀盛り・口取りの数々、お造り、焼物、揚物、野菜サラダ桜海老添え、小梅茶碗蒸しなど、旬の味を賞味できる。(季節により変わる)それに味噌汁とご飯、心づくしのデザートで食後のひと時を楽しむ。
食材は地元にこだわる。三河近海物と愛知の野菜、米は愛知のかおり、調味料は醸造元本場である地元産で。日本料理の要、鰹節など出汁の材料は全て築地から、何種類もの出汁を料理によって使い分ける。
昼は他に「ミニ会席 彩」(3150円)、有名野球選手の合宿に作った「鰻ひつまぶし御膳」(2100円)など。夜は「会席コース華」(4200円~)、「ふぐ鍋コース」(6300円)など。会席は昼もOK(要予約)。46席。
※この記事は2013年01月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。