手作りが好評 隠れ家風イタリアン
若い頃バーテンダーだったオーナーシェフはとても話し上手で楽しい方。名古屋のイタリア料理店で修行を積んだ後、本場イタリアへ渡って約1年間、本格イタリア料理店3店で修行を積んで帰国。師匠と仰ぐ料理人が経営する名古屋の店に一時戻ったが、平成16年に隠れ家のようなこの店をオープン。今年の3月で12周年になる。
「イタリア料理はパスタというイメージが強いけど、郷土料理もいっぱいありますし、パスタにしても色々な種類があるんです」と、色々なイタリア料理を皆さんにご紹介したいとオーナーシェフは語る。「パスタ、パン、デザート、ジェラートなど、お出しするものははすべて手作りです」オープン当初から手作りへのこだわりが人気の秘密。特に自家製の生パスタは好評だ。
ランチは、1500円、2300円、3500円の3種類を提供していて、ご紹介するのは1500円(税込)のAランチ。前菜3種盛り合わせは、カリフラワー冷スープ、タコのマリネ、鰹の燻製、なばなのスフレ、コッパ(自家製ハム)。色々な美味しさを少しずつ味わうことができる。パスタは黒板の7~8種から選べる。麺だけではなく、きしめんのようなタリアテッレやラザニアなどもある。今回選んだパスタは「ほたるいか、トマト、なばなのアンチョビ風味」。アンチョビは風味程度でとても相性が良く、見た目よりもさっぱりとした味わいで食が進む。4品盛り合わせのデザートは、桜のパンナコッタ、イチゴのシフォンケーキ、ズッパイングレーゼ、ボネ(イタリア風プリン)、ふきのとうのジェラート。イタリアにこだわったデザートが揃う。食後にはドリンクとビスコッティー&クッキーを頂きながらゆっくりできる。
ワインはイタリアンのみをコレクションしており、北から南まで、リーズナブルから高級なものまで揃う。ボトルでもグラスでもOK。カウンター席から厨房が見えるオープンキッチンでは料理人との会話も楽しめる。テーブル席もある。
※この記事は2016年04月10日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。