幸せな笑顔溢れる 岡崎のオムライス屋さん
遡ること26年前、洋食店の「かんや」が始まりだ。
オーナーはオムライスが嫌いだったという。卵が固くてべちゃっとしたケチャップライスのオムライスが嫌いだったのだ。だから、オムライス嫌いも食べられるようにオムライスを研究した。
これが、オムライスを主とした「さん太」の始まりである。
2000年にOPENさせた羽根店の21年間愛されている人気メニューは「とろ~り卵のオムライス」。
フワとろオムライスを日本で初めて作ったのはこのお店である。羽根店は現在、オーナーの息子さんが切り盛りしている。
ナイフでオムレツの真ん中を切って開く「ぱっかーんオムライス」は今1番の人気メニューである。
材料はできる限り岡崎のものを使う。卵はきな粉と海藻を食べて育った岡崎たまごと、岡崎の地鶏『岡崎おうはん』の卵を使い分けている、チキンライスはトマトから作る自家製ケチャップが使用されている。
口の中に運ぶとふんわり濃厚な卵とぱらっとしたチキンライス、そしてソースの融合が絶妙に幸福感を運ぶ。
ここで人気なのは実はオムライスだけではない。「さつコロ(さつまいもとチーズのコロッケ)」は「かんや」の頃からのヒット商品だ。こちらは、さつまいもをスイーツの様なコロッケに仕上げた不思議な一品。
また、新たな試みとしてキッチンカーも始動している、幸せを運ぶキッチンカーが街を走ることになる。どこを走るかについては、インスタグラムで更新されるのでチェックしてみてほしい。
※この記事は2021年10月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。