来る時々で違う感動が 味わえるうどん屋さん
木のぬくもりが感じられる内装で、大きな窓から見える景色が美しい。2019年7月にカフェ・うどん屋・居酒屋という3つの夢を詰め込んでイチトサンブンノイチをオープン。
お店の中は小さなお子さんがいる方にも、ご高齢の方にも親切な空間になっている。オーナー水野さんは愛知県西尾市の行列のできる讃州手打ちうどん「我流(がりゅう)」の創設者で、現在は他の方に託して生まれ育った幸田町に戻って来た。
天盛り釜玉うどんや海老カルボナーラなど、見た目にも美しくコシのある斬新なメニューが並ぶ。一口食べるとうどんの甘みがどんな食材にもよくマッチして絶妙である。
世代を超えて古くから愛されているうどんの良さを活かしつつ、水野さんの目は常に新しい試みに向いている。食育FABOという団体を立ち上げ、「つくろううどん」という子ども向けのうどん作りセットの販売も始めた。このセットは2時間で誰でも簡単にうどんが作れてしまう。子ども達は「うどんが作れる、美味しいと言ってもらえた」という自信に繋がり、大満足な内容である。「つくろううどん」は実際に小学校の教材としても使われている。
食育であったりメニューであったり内装であったり、イチトサンブンノイチは訪れるたびに新しい発見ができる。三世代でワクワクできるうどん屋さんにぜひ足を運んでみてほしい。
※この記事は2022年07月01日時点の情報を元にしています。現在とは内容が異なる場合がございます。